大切な人を亡くしたあなたへ | 沖縄県の葬儀・葬式・家族葬は富士葬祭

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大切な人を亡くしたあなたへ

大切な人を亡くした時、大きなショックを受けます。

非常に悲しいことですが、辛い気持ちと上手に向き合いながら乗り越えなければいけません。
では、大切な人を亡くした時にどのように気持ちの整理をつけていけばいいのでしょうか。

あなたはこんなことで悩んでいませんか?

突然故人のことを思い出して悲しくなり、夜も眠れないことが増えておかしくなってしまうのでないかと不安になります。

大切な人を亡くした後、すぐにすんなりと受け入れることができません。
あまりのショックに普通の精神状態でいることは出来ないでしょう。

これはごく自然なことです。

無理に感情を抑えこまず、もし思い切り泣ける場所があれば気持ちはおさまるまで泣きましょう。
また、多くの人が夜眠れなくなってしまい睡眠に関する問題を抱えます。このような時はバランスの取れた食事や軽い運動をしてみましょう。
少しずつ元気になってきます。
症状が重い場合は、我慢せずに病院へ行き相談してください。

感情がおさえられなくなってしまい、周りの人を責めてしまいます。

大切な人が亡くなった時、

「なぜ私を置いて行ってしまったの?」「どうしていなくなってしまったの?」

などといった恐怖や不安が内側から起きてきます。

家族や友人、医者や葬儀担当者また故人の死に関係ない人にまで感情をぶつけてしまう方も多くいます。
このような感情は、日常的に起き続けることがあり、感情の裏には、痛みや無力感が隠されています。

日本人は感情を抑え込んでしまいがちで、その感情が別のものに向けられてしまうことがあります。

悲しみや落ち込み等の感情を自由に話せる人を探して、話を聞いてもらいましょう。

話すことで悲しみが整理されて、感情に変化が表れてきます。

四十九日の法要も終わりましたが、今は悲しみもありません。冷たい人間ですか?

大切な人が亡くなった時、人はつらいことが起こると心にシャッターが降り、悲しみを感じなくなるようになっています。
これは、自分の心を守るためで、決して自分が冷たいからではありません。
悲しみを全て感じてしまうと心が壊れてしまうので必死で守っているのです。

死別との現実と向き合うまでは、時間がかかるので、このような状態が長く続くことがあります。

心と頭で現実を受け入れることができるようになるまでは、時間がかかります。

泣いたり悲しんだりしない自分は冷たい人間なのだろうかと思わなくてよいのです。

故人が無くなってから5年経ちますが、忘れられないのはおかしいですか?

大切な人を失うことは非常に悲しいことです。時間が経過するにつれて、悲しみが消えて無くなるものではありません。
故人の死を受け入れることは本当に難しいものです。
亡くなった後も、大切な人とはどこかで繋がっていたいと思う方も多くいます。

気持ちを整理したからといって、心の傷はすぐに消えることはありません。悲しみを整理するのに必要な時間は人それぞれです。
気持ちを整理するためには、自分の辛い気持ちと向き合いながら、他者と自分の辛い気持ちを共有していくことで、少しずつ気持ちに整理をつけていくことが出来ます。

親の介護を長くしてきましたが亡くなりました。今は解放された気持ちでいっぱいです。このように思うのはおかしいですか?

子育てと違って終わりのない親の介護は、精神的にも肉体的にも大きな負担になります。

介護や闘病生活が長く続いている時、突然その人が亡くなった場合、日々の介護疲れから解放された気持ちになります。

「育ててくれた親なのに、こんな気持ちになるなんておかしいのではないか」
「情がないのではないか」などと思うことはありません。

長い看病や介護生活に追い詰められ疲れ果ててしまい無気力になることもあります。
しかし、これは「できる事はしてあげた」「これ以上苦しまなくて良かった」という気持ちの解放感や安心感を感じることはごく自然なことです。

配偶者を亡くしてしまい、毎日の生活に困っています。誰かに助けてほしいです。

妻や夫が亡くなった時、失ってからその存在の大切さやありがたさを思い知らされます。
「洋服がどこにあるか分からない」「高い所にある電球を交換できない」など何もできず気ばかり焦る方も多くいます。

また、金銭的な問題など配偶者が亡くなった後は、さまざまなことに困惑する場合もあるでしょう。
そのような時は一人で抱え込まず、身内や看護師、身近な医療者に相談してください。

また、一人の人だけに助けを求めるのではなく、家事ができる人や日曜大工ができる人など、できるだけたくさんの人を探しましょう。

故人を思い出すので、色形がある遺品を早く処分したいのですが、どうすればいいのですか。

大切な人が亡くなることは、とても辛いことです。遺品を見ると辛くてどうしようもありません。
葬儀を終えても遺族として遺品の処分をする必要があります。

どうしてもすぐに処分ができない場合は、いったん目につかないところへ片付けましょう。

時間をかけて良いので遺品と向き合うことができるようになった時に、大切な物だけ残し処分してください。

これ以外にも、多くの人が大切な人との死別後に
「自分はおかしくなってしまったのではないか」と感じるような体験をしています。

自分の感情に、自分自身で戸惑ったり、イライラすることもあるかもしれませんが今は自分に優しくしてください。自分を責めたり、疑うのはやめて、ありのままの自分を受け入れましょう。

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